*花灯について

今日も神様に、この手を使っていただけますように。 長崎の街で祈りを込めて、洋白のワイヤーからひと目ひと目、すべてを手仕事で編む伝統的な『長崎編み』のロザリオをはじめ、様々な技法のロザリオの修理も承っております。 長崎の街に生まれ、仏教徒の家で育ちましたが、爆心地からおよそ500mという近さで被爆したカトリック浦上教会(浦上天主堂)がずっとそばにありました。 高校生のころ、遠藤周作の「深い河」や「沈黙」、三浦綾子の「ひつじが丘」「氷点」など、キリスト教をテーマにした作品に出会い、その後も人生の岐路に立つたびに読み返してまいりました。 そして大切な出会いとお導きのもと、40代でようやく身の回りの環境も整い、洗礼というこの上ないお恵みに与りました。 ロザリオの一般的な技法を独学したのち、聖母の騎士修道院(カトリック コンベンツアル聖フランシスコ修道会)の修道士にご指導を仰ぎ、伝統的な長崎編み(洋白のワイヤーによる手編み)も習得させていただきました。 日々ミサに与りながら、ロザリオを手にしてくださる方に平安と、豊かなお恵みがあることを祈りながらロザリオを編ませていただけるのは、私にとってもこれ以上ない幸せな時間です。 祈りの用具として、また洗礼を受けておられない方も、お恵みを願って大切にお持ちいただけたら嬉しいです。 オーダーのほか、お手持ちの大切なロザリオの修理や編み直しも承ります。 一般的な金具のもの、長崎編み、紐ロザリオなど各種お預かりしておりますので、お問い合わせのページよりご連絡くださいませ。 * **ロザリオのお取扱い先*** * 長崎市 大浦天主堂売店「オラショのお店」 * 長崎市「日本二十六聖人記念館」 *鹿児島司教座聖堂ザビエル教会「ザビエル書院」 * **その他アイテムのお取扱い先*** *長崎市 大浦天主堂キリシタン博物館内  「ミュージアムショップPADRE(パードレ)」  ※ミニロザリオのストラップ・クロスのアクセサリー等 *2023年より、長崎展・九州展などの百貨店催事を卒業させていただきました。これまでよりもお目にかかれる機会が少なくなりますが、教会などでミサや行事に合わせて修理やオーダーを承る場をいただけましたら、ぜひ伺いたいと思いますので、県内外を問わずお声掛けいただければ幸いです。